…という事で、お休み明けで再びの悪女さん記述…。裾のながーい、”おばチャン”スカートを流行らせて、時代を逆行させようと企む、悪の衣装デザイナーどもの謀略(…完全に妄想…)に負けず、再びの『暴れん坊将軍・未来版』。『特別成敗ライセンス』を与えられたスーパーヒーロー・キャプテンシン『植佐間新三郎(うえさましんざぶろう)』と、二人の女性お庭番、皐月(オリジナル版に沿って)達の活躍だ。
時代設定は現代に近い未来。忌まわしい”おばチャンスカート”は全廃されています…。
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…現在から数年後…。東京では謎の連続不審火事件が発生する。不審火の直前、『狐』の形をした火の玉が現れるという。SNS上では、『狐火の呪い』というフェイク情報が拡散し、東京の罪のない人々には不安が広がってゆく。悪女ファーストの、銀狐(ぎんぎつね=シルバーフォックス)という悪女の仕業だ。国際警備警察機構のアキ・サルノ総監は、特殊部隊『チームヨシムネ』に再び出動を命じた。
toumei700

「この騒ぎの裏には、何かの陰謀があると思うの。今、キャッチャーチームやゴールドアイチームが調査を継続している…」
サルノ総監は説明する。
「あなたのチームには、実行部隊を阻止してもらいたいの。”ウエサマ”さん」
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キャプテン・シンの本名は、『植佐間新三郎』。サルノ総監は腰が低いので、苗字を”ウエサマ”と呼び捨てにせずに、”さん”を付けて言う。
…後出しの妄想設定…。ちなみに、アキ・サルノ総監は、『スパイキャッチャースピンオフ』で活躍したJ07の母、キッシー鈴木の親友。病死したキッシーに代わってJ07を何かと気にかけていた。趣味は”漬物作り”。J07もキャプテンシンも"総監のナスの漬物”は大好物だ…
toumei700

「”山のカフェテリア”に勤務する女性から、『狐火』に関する情報が入った。二人の女性お庭番には、先に潜入捜査に入ってもらったの。あなたも”シンさん”として調査に行ってもらいたい」
「三流トラベルマガジン編集長の肩書きが、役に立つわけですね」
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キャプテンは、”山のカフェテリア”に直行。取材を開始すると…
「…国際警備警察機構の方ですね…」
ウェイトレスの女性が、そっと近付いてきた…。
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「…連絡したのは、このあたしです…」
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このカフェテリアに勤務する、人の良さそうなその女性の名前は、高村節子
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「このカフェテリアの女性オーナーが、『狐火』と関わりがあるようなのです…」
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高村節子は、奥の方に立っている女性オーナー、ナナを横目で見た。
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ナナは鋭い目で、キャプテン達を睨みつけているようだ。
このナナが、悪女銀狐なのだろうか?
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ナナは、カフェテリアを出て、山の奥の方に向かって行く。
後を追うキャプテン。
だが、どうもナナはキャプテンを誘い出しているようだ…
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その時、キャプテンを背後から襲う、悪女の配下たち。キャプテンは、気を失った…
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気がつくと、キャプテンは拘束されていた。
そして目の前に現れたのは…
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「おほほほっ!キャプテン・シンも、これでは形無しねえ。このあたしが、銀狐(ぎんぎつね=シルバーフォックス)よ」
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銀狐!『狐火事件』はお前の仕業だな」
「あれは、ほんのテストに過ぎないわ。”狐火=ファイヤードローン”の。あたしが企むのは、”江戸の大火作戦”…」
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オリジナル暴れん坊将軍では、悪人たちが起こす”江戸の大火”は定番です。だからシンさんが居候する、”め組”の出番があるわけで…はい。
toumei700

「何故そんなことをして、罪のない人々を苦しめる!」
闇の姫将軍さまがお望みだから…」
姫将軍…お前達の首領か?」
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「…あたしの望みは…お前をいたぶって楽しむ事…」
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「…その前に、あたしはシャワーを…」
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…まあ…時代劇では、『水戸黄門』の入浴シーンは鉄板なので…
toumei700

銀狐の前に、ナナが引き出された。
「ナナ、お前はあたしが目をかけた配下だったのに…。そのあたしを、裏切ったのね」
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「国際警備警察機構に連絡し…。おまけにキャプテンシンを、この秘密基地まで案内しようとした…」
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「わたしは、あなたの悪事に加担していることが恐ろしくなったのよ…」
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「まず、お前を処刑してあげるわ」
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狐火の炎に焼かれて苦しむお前を見て楽しむのよ」
銀狐は残忍な笑みを浮かべた。
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「その後、このファイヤードローン量産型で、東京を火の海にしてやるわ!」
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「火炎放射のターゲットを裏切り者ナナにセット」
コントローラーの配下の女が、銀狐に言った。
「スーパーチャージ!放射!」
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火炎放射がナナに迫る!
その時、戦闘服の配下がナナを引き寄せた。炎は反対側にいた配下の女に…
「ひい!!」
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マスクの下から現れた顔は、
「わたしはお庭番の皐月(さつき)
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「何ですって!お庭番があたしの配下に化けていたのね…」
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「早く!あの二人とも殺してしまいなさい!」
「はい、銀狐さま」
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だが、ファイヤードローンは銀狐の方に…
「何をしているの!ドローンがこっちに向かってくるじゃない!」
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「わたしは、お庭番の茜(あかね)!」
「う…うそ!!」
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ドローンは床に激突して大爆発。
吹き飛ばされた銀狐の、カツラとマスクが外れた…
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床から起き上がったその素顔は…
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「山のカフェテリアのウェイトレス、高村節子!お前が銀狐だったのか!」
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銀狐=高村節子は睨みつけた。
「畜生!よくもあたしの正体を!」
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キャプテン・シンも無事な姿で…。ここからいつもの成敗タイム開始。
銀狐、高村節子。悪の栄えた試しはないぞ!」
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「おだまり!あの3人をやっておしまい!!」
配下の女たちに命じる、節子
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「やむおえん!成敗!」「了解”ウエサマ”」
と、苗字を呼び捨てで答えたお庭番は、配下の女たちを…
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「…この間に、あたし一人だけ逃げてやる!」
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銀狐=高村節子は、フライングマシンで逃走…
この後待ち受ける悪女の命運を、この時は知るよしもない…
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「おほほほっ!あたしを捕まえられなくって残念ね。この次会った時は、息の根を止めてあげるわよ」
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『逃がすものか!』
放たれた正義の剣が、フライングマシンのジェットノズルに突き刺さった。
「ああ!何てことするの!」
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「きゃああ!」
バランスを崩した銀狐=高村節子は落下し…
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節子は、クレーンのシザー機構に落ちた。
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シザー機構は、銀狐の肢体を押さえ込み…
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「ああ…動けない…あたし逃げられない!」
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『銀狐!闇の姫将軍のことを白状するんだ』
「…その前に…ここから早く出してちょうだい…」
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その時…別の部屋で、コントローラーにのびる悪女の手…
銀狐…あなたのせいで、姫将軍様の御心をわずらわせる訳にはいかないわ…」
制御装置のスイッチが押された。
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シザー機構が突然起動。
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銀狐の肢体に食い込んだ。
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「ふぎゃああ!!」
悪女、銀狐=高村節子の断末魔。
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「…闇の姫将軍の情報は聞き出せなかった…」
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悪女ファーストとの戦いはまだまだ続く…
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「おろかな銀狐=高村節子…。今度はこのあたし…鴉魔式部(からすましきぶ=ミストレスレイブン)の出番よ…」
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果たして、チームヨシムネは、悪女鴉魔式部の企みを阻止できるのか?
…そして『闇の姫将軍』の正体とは?…
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