…と言うことで、本編記述続行で…。しかし、本業多忙ゆえに…なかなか進まず…。（いつもの言い訳）
仮面ライダーオマージュ+プラス。妄想版『ジュナベル編』。
…の続きを進めるにあたり、どうしても先に書いておかなければならないことが…。
それは、『仮面ライダー　オリジナルの世界』から始まります。
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ライダーオマージュではなく、『一文字隼人がライダー2号の世界』。『ショッカーが悪の組織NO１の世界』。
その17話。いきなりのクライマックス。
プロレス会場では、怪人ピラザウルスにより『死の霧』作戦が決行されようとしていた。指揮するのは、ショッカーの女性幹部マヤ。「ライダーオマージュの世界」の大幹部コマンダー・マヤとは違い、この世界ではただの下っ端幹部だ。
マヤはこの作戦で、組織内の出世を狙っていた。
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リングでは、ライダー2号とピラザウルスの戦い。
ピラザウルスの吐く『死の霧』で、会場は大混乱。
だがマヤは冷静だった。
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マヤは、ガスマスクで、自分一人だけ助かるつもりだった。
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だが、ライダーグルーピーの、（マヤいわく）バカ女どもに押され、ガスマスクを奪われ、そして会場に押し出された。
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気がつくと、周りには『死の霧』が漂っている。
「死の霧！！…何で！あんなバカ女どものせいで、このあたしが、死ぬ！！」
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『死の霧』に包まれるマヤ。ここで、マヤは最期の運命のはず…だった。
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と、ここまでが、オリジナル『仮面ライダー　17話』のまんま。
で、ここからが、妄想版。
だが突然、大混乱の会場の一角に『シャイニングホール』が出現。『邪悪な脳髄』を持つマヤは、悲鳴をあげて吸い込まれる。
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『邪悪になるほどの知能も持たない』ライダーグルーピー達は、当然吸い込まれない。ただマヤは『死の霧』により消えてなくなったのかと思われたのだった…。その『オリジナル　仮面ライダーの世界』では。

一方、こちらは、『ライダーオマージュの世界』。

マヤが気がつくと、どこかの建物の屋上に倒れていた。どうやら、『ダークエキスポートホール』からはじき出されたらしい。
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「…懐かしいわね、マヤ。あなたが”逝って”ずいぶんになる」
目の前の女が言った。
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「あたしは、お前を知らない…」
「そうね、あなたは、自分の世界では『ショッカー』の下っ端幹部だったわね」
ウィッチ・トリックス（魔女参謀）は、『別の世界』から来たマヤに説明した。
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「この世界の『あなた』は、あたくしが推薦してあげて、究極テロ組織の大幹部、コマンダー・マヤだった。でも、ライダー達に殺された」
「一文字隼人に？あんなマヌケ男に、『この世界のーあたしー』が殺されたというの？」
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「この世界では、ライダーは男ではない。それに、『NO1悪の組織』を支配するのも『男』ではなく、『悪女』なの」
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「あなたも、ショッカーでは不満たまっていたんじゃない？『あの世界』では男中心だから…。でも『この世界』は違う」
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「どう？このあたくしが、あなたに『投資』するから、ショッカー以上の悪の組織、作ってみない？」
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「この世界のライダーに倒された『−あたし−』は、コマンダー・マヤと名乗っていたの？”このあたし”は、『彼女』以上の存在。だからこう名乗る…。
エンプレス・マヤ（女帝マヤ）…」
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で、次回は本編に戻ります。
『魔女のBプラン』です。